INTERVIEW
スタッフインタビュー
社員が語る
の仕事
自分が自分らしく生きること
コンサルタント 市川 由佳(Yuka Ichikawa)
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 ビジュアルデザイン専攻卒業後、4年間デザイン制作会社に勤務し、2023年3月にNODEに転職。週末はクッキングスタジオでの料理教室で、パン作りにいそしむ。
「自分の思いを論理的に言語化」する仕事への憧れ
デザイン会社から転職されたとのことですが、デザインへの興味はいつ頃から?
小学生の頃から絵を描くのが好きで周囲には「漫画家になりたい」と言ってました。親からは、もうちょっと現実的なラインをということなのか、「デザイナーという仕事もあるよ」とそそのかされて…。「そうか、漫画と同じく、誰かがそれを見てワクワクした気持ちになってもらえる道もあるのか。選択肢は1つではないのか」と思い始めたのがきっかけです。
デザイナーになりたいというのは、中学生くらいにはしっかりと意識にあったものの、芸術系以外の分野も広く勉強もしたいという思いもあったので、総合大学の中で美術専攻もある筑波大学に進学しました。
学生時代は、大学近辺で配布するフリーペーパー制作にも携わっていました。デザインだけでなく、掲載する記事を書くためのインタビューをして、人の話を聞きだすのも好きでしたね。今思うと、コミュニケーション好きの性格が、コンサルタントという職業につながっているのかもしれません。
NODEに転職してから、どのような業務を手がけられましたか?
入社1年で携わったプロジェクトは主に3つです。まず携わったのは飲料メーカーのOMO(Online Merges with Offline:デジタルとリアルの統合の意)ビジネスで、実店舗にいらっしゃったお客様に、店舗内のQRコードをどう読み込ませるかという実証実験を行いました。
また、別の嗜好品メーカーでは、商品パッケージから会員登録を促す施策のプロトタイピングを担当しました。
現在は、ヘルスケア関連企業のサービス開発に関わっています。
私は前職がパッケージやロゴを手掛ける制作会社でのデザイナーでしたので、その経験も活かしつつ、コンサルとして「ちゃんと売れるためのデザイン」を論理的にクライアントに提案できるように日々心掛けています。
NODEへの転職のきっかけを教えてください。
新卒で入社した制作会社も、お客様のための仕事をするという点はコンサルと同じ。ただ、もどかしく思うケースに出くわすことが多かったのです。例えば「このパッケージのデザインはこの紙質で」と提案して、お客様の担当者レベルではとてもいい感触だったのに、結果として先方の会議では通らなかったり…。それがどうしても悔しかったのです。
「このデザインにはこういう意図があります」「そうすれば商品が売れるのです」と論理的に言語化して提案できる立場であれば、もう一歩踏み込める。そこで、デザインのスキルを活かしながらコンサルティングができるということを視野に転職活動をはじめました。そこでご縁があって出会ったのがNODEです。
予想以上に理想的だった仕事内容への驚き
NODEの第一印象は?
「成長のための助言をくれる方がいる」ということです。例えば、ケース面談というと、企業側が採用の判断のために行うため、面談は受けたら終わりというのが一般的だと思います。でも、NODEの場合は、その場で的確なフィードバックをもらうことができました。コンサル業務未経験の私にとっては、「成長できる場」というのは、安心感がありますし魅力的でもありました。
ご自身は、どのようなところが評価されたとお考えですか?
デザインをする際には常に意識していた「お客さんの思いを大事にして、伴走しながら価値を見つける」という点を強くアピールしていました。そこが、NODEの企業理念と一致したのではないかと思っています。
面接段階と入社後に、違いを感じたことは?
予想以上にちゃんとコンサルをさせてもらえる…というのが意外でもあり驚きでした。面接では「UIレベルを任せたい」という話もありましたが、正直に言うと「そんなうまい話ないだろう」「デザインの手を動かせる人がほしいだけでは?」と思っていたところもありました。
ところが、実際に入社してみるとクライアントミーティングでも議論にしっかりと参加できますし、リアルタイムかつ直接クライアントの思いを聞くことができる環境でした。コンサル未経験であった私にとっては、本当に日々勉強になりましたね。
ほかに入社後に感じた驚きはありましたか?
経営者との距離が近いこと! 経営層と一般の社員がコミュニケーションを取るイメージがあまりなく「会うのは面接で最後なのかな?」くらいの感覚でした。実際には代表の金も含め、いろいろな方が頻繁に話しかけてくれます。
それも、やみくもに話しかけてくるというよりも、1人で抱え込みそうになっているようなときに、パッと来てくださるケースが多いですね。1人では難しそうなら、必要なフォローはするというスタンスで、常に見守ってくれていることが伝わってきます。
建前ではないNODEのクレド
仕事のために気をつけていることは?
周りの社員からの影響もあるのですが、オンとオフをきっちりと分けるようにしています。NODEには「仕事は忙しくても、土日もちゃんと遊ぶ」という“切り替えの達人”が多いんですよね。私も見習って、毎週土日のいずれかには、絶対何か楽しい予定を入れるようにしています。
最近は料理教室でパン作りを学ぶのがとても楽しくて、2週間前くらいに予約を入れてます。こねて焼いて作ったという充実感がすごいんですよね。しかも美味しいですし。「平日忙しい中でも、効率よく土日を使えた」という自分に嬉しくもなりますし、週末の気分転換が、週明けからの業務にもいい影響を与えているように思えます。
NODEとの相性はいい?
私は「自分が自分らしくいる」ということを一番重視しています。実はNODEのクレドの最初が「自由に生きる」なんです。
●NODE クレド
- 自由に生きる
- 市場と向き合う
- 未来を創造する
- 昨日より難しい仕事に挑む
- もがくことを恥じない
- 仲間を応援し、応援される存在でい続ける
- オープンに多様性を楽しむ
企業のクレドというのは、往々にして建前になりがちなようなイメージを漠然と持っていましたが、NODEの7つのクレドは、すべて本当なのに驚きました。自由に生きている人が本当に多いと感じます。
次にチャレンジしたいことは?
まさにクレドにもある「 昨日より難しい仕事に挑む」ということを心がけていきたいです。コンサル未経験での入社だったため、自然と日々難しい仕事に直面していたのですが、だんだんと慣れてくるにつれて無難にこなせる仕事の範囲で安住してしまうかもしれないという不安が芽生えてきました。これからも恐れずに新たな領域での トライアンドエラーを繰り返していかなければならないと思っています。