INTERVIEW
スタッフインタビュー

社員が語る
NODEの仕事

「自身のバリュー」を突き詰めた先にあるもの

コンサルタント 米川 諒(Ryo Yonekawa)

明治大学商学部3年の2021年8月からNODEにインターンとして参画し、2023年4月に新卒として入社。入社1年目で手掛けたプロジェクトは、食料品メーカーのEC戦略立案、大手アパレルメーカーへのデータ解析を通じた業務改善、大手旅行サービスのSNS戦略など。

「コンサルタント」という職業から逆算した大学選び

コンサルタントを職業として意識したのはいつ頃から?

私は高校時代、バスケットボール部の活動に没頭しており、勉強はどちらかといえば疎かにしていたタイプです。卒業後の進路を決める際にも、当初は「大学には行きたいな」と漠然と考えていた程度。方向性を定める基準はないかと考えた際に思いついたのが、まずは「将来の仕事から逆算してみよう」ということだったのです。まずは「大学生の就職人気ランキング」を参考にしてみたのですが、商社や金融などと並んで「コンサル」というワードが目につくものの、当時は何をやる職業なのかがまったくイメージできなくて…。

そこで調べてみると、給与面での待遇の良さも人気の理由でしたが、何よりも「お客様のビジネスを前進させる仕事」という点がとても魅力的でした。「では、コンサルになるためにはどうすればよいのか」という流れを調べ、大学はコンサルティングに直結しやすい商学部でのマーケティング専攻に狙いを定め、経営戦略をテーマとするゼミに進みました。

NODEの長期インターンに参画したきっかけは?

大学にはコンサル経験を持つ講師による「コンサルティング実践」という講義もあり、リアルに近いコンサル業務について学問の一環として触れることもできましたが、次のステップとしてはやはり「コンサルの実務に携わってみたい」と考えるようになりました。そこで、長期インターンを受け入れているコンサルを探し、大学3年の夏からNODEにジョインしました。

思い描いていた「コンサル」のイメージとギャップはありませんでしたか?

実際に先輩コンサルの業務を中から見てみると、「華々しいイメージ」だけではない実態に最初はちょっとしたショックを受けました。例えば、クライアントへの提案のためには大量の情報を収集して整理し、さらにアウトプットを考えるという、いわば準備の時間の方がはるかに長いわけです。

とはいえ、日々の地道な活動が「お客様のビジネスを前進」させているという結果を、インターンとして目の当たりにできたことも事実です。コンサルという仕事は実にチャレンジングであるという魅力も肌で感じることができました。

「真摯に仕事と向き合う人を応援する」のがNODEの文化

インターンで印象的だったことを教えてください。

大学4年の秋からはクライアントとのミーティングにも同席し、提案資料の作成にも携わるようになりましたが、中でもデータベースをSQL言語で操作した、大手メーカーでのプロジェクトは、自身が目指すコンサルの姿に強い影響を与えています。

1か月間、SQLを学ぶ準備期間をもらいましたが、SQLを触るのが初めてだったので、やはり最初は戸惑いました。しかし、上司や同僚のサポートも受けながら、実際の工程を経験しながら実務スキルを取得できたことは大きな財産となりました。

それはインターンとしてはかなりハードだったのでは?

私自身、やりがいとプレッシャーを表裏一体に感じるタイプなのがよかったと思います。確かにインターンという立場ではありましたが、お客様からみればそんな立場は関係なく「NODEのコンサルタント」であるわけですから、求められるハードルも高いものになります。プロジェクトの上長から方向性のアドバイスをもらうなどして「とにかくチャレンジしてみよう」と奮い立つ環境を準備していただき、アウトプットに対しても日々しっかりとしたフィードバックがありましたので、今振り返ると大きな成長の機会になったと思います。

この経験は今の米川さんにどのような影響を与えましたか?

その時のプロジェクトは2つの意味で、今の自分につながっています。

まず1つ目は、「真摯に仕事と向き合う人を応援する」のがNODEの文化だと実感したことです。就活では他のコンサルや商社、ディベロッパー、金融や小売など様々なジャンルの企業にもアプローチしましたが、最終的な就職先としてNODEを選んだのはこの文化があるからこそです。

インターンも含めて、週次の全社ミーティングで行われるディスカッションや、いわゆるメンター制度のような月次のバディ面談など、多彩な成長の機会の場が用意されています。

もう1つは「自身が目指すコンサルの姿」の道筋が見えたことです。

目指すは「両輪のデータを武器にしたコンサルタント」

米川さんが目指すコンサルの姿とはどのようなものなのでしょうか?

大手メーカー様のプロジェクトでSQLを扱ったことで、動かせないファクトとしてのデータの力を実感すると共に、定量データだけではご提言できない、データの限界も感じました。
事実、これまで携わったPJTは定性的なインタビューと定量的なデータ分析の両軸で成り立っているものばかりでした。だからこそ、私は「定量と定性、両輪のデータを突き詰めてお客様のビジネスを前進させられるコンサル」になりたいと思うのです。

NODEのコンサルタントは、自分のバリューは何かを突き詰めて仕事に向き合ってるのが特徴です。私が自身を突き詰めた結果見えてきたのが「データを武器にしたコンサル」だったのです。

NODEに期待することを教えてください。

自分の成長を手助けしてくれるということはもちろんそうなのですが、「NODEが発展していく過程」をこれからも一緒に体験したいと思っています。NODEは2024年でまだ6期目。社員数もどんどん増えていますし、想像を絶するスピードで成長していることを、インターン期間を含めて目の当たりにしてきました。

ベンチャーとしての発展を、自分の成長と同時に経験していくことはなかなかできないと思いますので、これもNODEで働く大きな意味合いだと思っています。

最後に、就活生の方にアドバイスをお願いします。

就活を機にキャリアデザインを考えるうえで、「Will・Can・Must」というフレームワークを耳にすることがあるかと思います。

Will(本人が実現したいこと)・Can(今後生かしたい自分の強みや克服したい課題)・Must(能力開発につながるミッション)のうち、就活では「Will」を最重視すべきだと個人的には思っています。

「Can」や「Must」は自身の成長や周りの環境などによって後から変わることもありますが、「Will」は他人が変えることはできません。就活でも自分が譲れない「Will」を見つけてください。「Will」をぶらさないこと。それが一番大事だと思います。

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